小さいころは、お化けが怖かった。
お化けが出たらどうしよう。
子供のころ、初めて見たエイリアン。
家の中に潜んでたらどうしようって思ったら、
夜中怖くてトイレに行けなくなった。
キョンシーとか、中国では普通に存在してると思ってた。
そういう恐怖は、大人になって、薄れていきますよね。
昔は、
「夜中のトイレ。
ドアの下の隙間から、幽霊の手が出てきたら怖い!」
とか思ってたけど、
大人になると、
幽霊なんかより、生身の人間のほうが怖いわ。
って、思うようになってくるよね。
ドアの下の隙間から、知らんおっさんの手が出てくる事のほうが怖いわ。
みたいな。(は?
まぁ、そういうわけで、
あみあみも大人になって、怖いものの対象が変わったわけです。
が、
ただ一つ、昔と同様に変わらない怖いものだってあります。
そんなあみあみが、
恐れ戦いた夏の出来事。
心臓の弱い方は、読むのをお控えください。
あと、文章長いです。えへ。
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ある日の出来事。
姉のだんな様が、我が家に遊びに来るというのです。
姉は、出かけていて、私と、私のだんな様と、姉のだんな様(通称、姉だんな)と、
3人で、我が家にてお酒を飲むことになりました。
私のだんな様が、姉だんなを迎えに行き、
二人で日本酒を買いに出かけていきました。
あみあみ君は、クーラーの効いた部屋で、待ってたわけです。
突然鳴るチャイム。(普通、チャイムは突然鳴るものですけどね!)
インターホンのモニタには、姉だんなが一人で写っています。
「うちのだんな様は?」
と、聞いたら、
「自転車を置きに行ってるから、先に入れて」
ということでした。
ちょっとして、姉だんなが家にやってきました。
そして、姉だんなが、衝撃の一言を発するのです!!
「エレベーターにゴキブリおったで」
・・・・・・・・・・・え?
「いやいや、だから、エレベーターにゴキブリおったで!!!」
2回も言われた!!
ゴキブリ!ゴキブリですって?!
エレベーターに?!
うちの?
うちのマンションの?!!
「それは、成虫でしたか?」
と、かろうじて聞くあみあみ君に、姉だんなが、
「成虫でした!!!」
と、答えるので、
あみあみ君はパニックです。
そんなあみあみ君をしり目に、姉だんなが、
「今頃、君のだんな様がエレベーターで一緒になってるんじゃない?」
とか言うわけです!!
あみあみ君は、ゴキジェット・プロを手に、
エレベーターへ向かったところ、
ちょうどエレベーターが到着したところでした。
扉が開いた瞬間、乗ってただんな様に
ゴキジェット・プロを手渡し、
受け取っただんな様は、すぐさま噴射!!!
こうして、ゴキブリはバタンキューと、なったわけです。
こんな恐ろしいことがあっていいのか。
エレベーターで、ゴキブリと相乗りって、聞いたことない!!
怖い、怖い、怖い!!!!
あみあみ君は、ゴキブリが怖い。
お化けより、怖い。
昔、頭にゴキブリがのったときは、
マンション中に響きわたる声で叫んだこともある。
(後日、マンションの住民さんに、「あれはなんだったのか」と、
母が聞かれまくったらしい…)
恐れ戦くあみあみに、うちのだんな様が、
「死んだゴキブリ、どうする?」
とか聞くので、
「我が家では引き取りませんよ!!!!」
と、強く拒否し、
結局そのままにして、家に帰ることに。(ぇ
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家に帰って、ホッと一息つき、
3人でお酒を飲み始めた10分後…
突然、チャイムが鳴る。
ま、まさか、ゴキブリの死骸を処理しなかったことが、
住民さんにバレたのか?!
と、一瞬ひやひやしたが、
突然の来客は、うちの母だった。(母はいつも突然くる生き物)
母に、
「エレベーターに、ゴキブリの死骸なかった?」
と聞くと、
「そんなん、なかったで!」
と、即答。
たった10分!
されど10分!
この間に、他の住民さんが処理してくれたのか。
なんとありがたい。
母は、用事を済ませるとすぐに帰るというのです。
なので、3人で、母を見送ることに。
エレベーターを4人で待ってる間、
先ほどのゴキブリ相乗り事件を母に話していたところ、
やってきたエレベーターの扉が開いた。
そして、ゴキブリの死骸は、まだそこにあった。
「・・・・・・お母さん、普通にそこにあるやん!!!」
「あ、ほんまやぁ。お母さん、目悪いから、ようわからんかった。テヘペロ」
そういって、母は、ゴキブリの死骸とともに、
エレベーターで降りて行った…。。
(うちの母は、ゴキブリ大丈夫な人なのです)
死骸だとしても、エレベーターで相乗りはできない。
そう思うあみあみなのであった。
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そのあと、1時間ぐらいして、
姉だんなが、タバコを吸いに外へ行く。
と、言い出しました。
エレベーターには、ゴキブリの死骸がいるかもしれません。
必死にとめましたが、彼はタバコの魅力に勝てません。
そして、ついにうちのだんな様が動いた!
「まだエレベーターに死骸があるんやったら、
拾って、自然に返す!」(ナニソレ
有言実行。
ついに、
我がマンションから、恐怖が退いた!
3人で祝賀を開いたのは、言うまでもありません。
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後日、この話を姉にしたところ、
姉も恐れ戦き、
以降、エレベーターを乗るとき、
ゴキブリが乗っていないか確かめるようになったそうです。
皆様もお気を付け下さい。
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1年くらい前、疲れて帰ってきたのに、
エレベーターになぜかカブトムシがいて、
怖くて乗れなくて、
泣きながら階段使った記憶があります。
なんで、カブトムシ?
あいつら、貴重な虫だったんじゃないの?!
なんであんなところにいるの!!
カブトムシでもダメなんだから、ゴキブリなんて、
もう恐怖以外のナニモノでもないです。